cururuブログ 2005/08/31 の日記より
横浜で一人暮らしをしていた頃、カットモデルなるものをしていたことがある...
何だか聞こえはいいが、要は若い美容師研修生の練習台である...
会社帰り、最寄駅近くの美容院の研修生にスカウトされてしまったのだ...
困った様子で誘って来るし..タダで散髪してくれるし..かわいい娘さんだし...
貧乏サラリーマン & NOと言えない日本人のワシは二つ返事でOK!してしまった..
練習台初日、営業が終わってからの練習になるので夜10時ノコノコ出掛けて行った..
店の中には、パーマのロッド巻きの練習台にされているオバちゃんが数人...
ワシもパーマか!? と思いきや、(練習台だけにこっちから髪型の指定はできない)
ワシはカリアゲの練習台となるらしく、高校時代からカリアゲ君のワシは一安心...
いざ、練習開始... 時々、指導員かと思われるベテラン美容師からダメ出しが入る.
そんな所からいきなり深く切り込んだらカリアゲの終わりはここだぞ!
(ワシの後頭部のかなり上を触っている...んなこと言ったってもう切ってるじゃん!)
ワシは素知らぬ顔で雑誌を読んではいるが、内容なんて頭に入りゃしない...
耳がデッカくなっちゃった!(マギー風に)状態... 正しく、まな板の上のカープ...
最後は、指導員なる方に整えてもらってそれなりに完成...
こんなことを月一でワシが故郷に帰るまで一年くらい続けただろうか...
最後は、自力でカッコ良く仕上げてもらえるまでになっておった...
あの娘さん、名前も顔も忘れてしまったが、立派な美容師さんになれたのだろうか..
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